「薬局と医師が顔の見える状態で連携し、新に地域に貢献できる医療を提供しよう」という趣旨で1983年にDPCグループは創業されました。地域ごとに小規模な法人を作り、社員が社長として経営に携わることにより、地域事情に密接に対応できる体制を作り上げてきました。地域ごとに異なる患者さんのニーズを深く把握し、臨機応変にきめ細かく対応できる薬局が今後求められていると、私たちは考えています。
それぞれの法人は独立した存在ですが、人材の採用や教育、経営ノウハウ・スキルの共有など、DPCグループは緩やかな連携をしています。自分の法人内で解決できない問題はエリア版や全国版のメールフォーラムで相談を行い、近隣の法人同士であれば繁忙日の応援に気軽に応じて、グループ内でお互いをフォローし合います。
DPCグループは多様な個性を受け入れる組織でもあります。子育て中の社員は家庭を優先したシフトを組んでいますし、患者さんに向き合いたいと何十年も現場にこだわり続けるベテラン社員もいます。一方で、薬剤師の枠を超えて、行政や医療機関と連携した独自の地域医療強化を行っている社員もいます。皆それぞれ、生涯一薬剤師であることを忘れずに様々なことに挑戦しています。
社員一人ひとりが何に対してやりがいや責任感を見出すか、ということを私たちDPCグループは尊重し、応援し続けています。平準化しないことで「思い切ってやってみよう」というトライができます。前向きな挑戦をし続けることで、社員が力をつけ切磋琢磨しあい、結果的に全員のスキルが向上する組織のあり方は、ある意味究極ともいえます。