DPC RECRUIT
研修レポート

吸入器にはさまざまな種類があり、それぞれの形状や操作方法が異なります。ディスカス、エアゾール、タービュヘイラー、レスピマット、エリプタ、ロタディスクについて、それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
操作が簡単なものは吸入力が必要だったり、吸引力が弱くても使えるものは操作が複雑だったりと一長一短な印象です。
操作の難しさを補うためには補助器具や練習機があるので、患者さんに適した指導を行うことが大切だと感じました。
ステロイド吸入薬には特徴的な副作用として声がれや口腔カンジダなどがあり、予防のためにうがいをしてもらう必要があります。
吸入器の特徴や注意事項を熟知し、使用する患者さんに十分に理解してもらうことの重要性を学ぶことができました。
研修を通して、薬剤師としての心構えを身に着けることができたと思います。

ファイルで管理する方法と引き出しで管理する方法、カレンダーに1週間単位でセットしたものをお届けする方法などがありました。それぞれ薬局でセットをしてから訪問し、空になったファイルなり引き出しなりと取り換えてくるという手法でした。
これらの方法のメリットは、薬局内でチェックするタイミングが多いため間違いに気づきやすく、その場で修正することが可能な点です。
一方で薬剤師の手間が増えることやスペース・運搬の負担が課題とされています。
配属先での研修では無菌調剤を行いました。
コアリングが発覚したり、分量を間違えると命に係るというプレッシャーを感じたりと、非常に緊張しました。
研修を通して、患者に寄り添える、信頼される薬剤師になりたいと感じました。そのために、今後は知識の向上と、コミュニケーション能力の向上を目標に業務に励んでいきたいと思います。