DPC RECRUIT
研修レポート

第1回 社内発表会

2023年12月2日

◆静岡エリア おひさま薬局 田嶋ゆかりさん
「薬剤師とは~地域に愛される薬剤師になろう!~」

田島さんは薬局の変遷や薬剤師の役割について話してくださいました。
昔の薬局は地域に愛され、健康相談が気軽にできましたが、現在は処方箋中心の印象があります。国の方針としては患者様中心であるかかりつけ薬剤師(薬局)が推奨されています。その実現に向けて5つのことが言える薬剤師を目指します。
1. お薬は私に任せて
2. 介護、子育て、健康何でも聞いて!
3. 調子が良くないときはどうしたらいいかきいて
4. 時間外に聞いてもいいんだよ
5. 医師や介護職員に連絡しておくね
そのために、薬学的スキルの向上や多職種連携を行っていくことが重要であると考えます。

◆千葉・神奈川エリア おやまだ薬局 大石由佳子さん
「おやまだ薬局の実情と高齢者の睡眠について」

大石さんはおやまだ薬局の実情として
「高齢者が主な患者層であること」
「患者様の高齢化に伴い、説明(理解)が難しい場合や一包化が多いこと」
「在宅患者の増加があり、訪問薬剤師が経済的に難しい場合があること」
など普段の業務において感じている問題点を語ってくださいました。各薬局にも共感できることが多かったのでないでしょうか?
また睡眠に関するアンケート行い、処方薬がパターン化されており、患者の状態や認識とのズレが浮き彫りになったことを明かしました。

◆埼玉エリア 笠井信亮さん
「広報IT担当の活動」

笠井さんは広報IT担当の活動についてお話してくださいました。
広報IT担当はDPCの一部署で、会社と社内・社外の人間の関係性を作る役割を担っております。外部とのコミュニケーション促進や内外への情発信によって、会社の事業を円滑に進めることや人材採用に寄与することを目的に活動しています。
主な業務は情報発信で、社外向けには事業報告や求人情報を発信し、社内向けには各薬局の情報共有を図っています。具体的な業務として、ホームページの改修・更新、お問い合わせ対応、SNSでの宣伝広告、薬局情報の収集分析を行っています。今後も他の部署との連携を強化して、適切な情報発信を目指します。

◆長野エリア 小海薬局 深海穂志也さん
「高齢化地域の薬局」

深海さんは自身の勤める小海薬局のサービスと特徴を紹介してくださいました。
小海薬局は後期高齢者の割合が半分以上という高齢化地域の薬局で、調剤の約4分の1が一包化の患者さんです。また無薬局町村が隣接しているという地域でもあり、それらの町村へ薬や雑貨の配達も行っているため、OTCの売り上げも多いことも特徴です。
医薬品だけでなく、おむつなどの介護用品や雑貨、食品など幅広く取り扱い、地域住民に貢献しています。
今後の目標は、個人在宅の件数を増やすこと、若い世代に足を運んでもらえるような薬局づくりをすること、薬局の売り場や商品展開に工夫を凝らし、雑貨類の売り上げを維持することです。