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研修レポート

2026年 新人研修

伊藤達郎さん&芝田桂輔さん

本年度の新入社員2名による、研修発表会を開催しました!

伊藤達郎さんは「対物から対人へ」という考え方のもと、調剤業務を効率化して患者対応に充てる時間を増やすことをテーマに発表していただきました。

多くの現場から積極的に学び、小さな改善を積み重ねることで、薬剤師が本来注力すべき「対人業務」の充実につなげようとする、新人としての成長と今後への意欲が感じられる発表となりました。

「対物から対人へ」をテーマに、患者さんの待ち時間を短縮し、薬剤師がより患者さんと向き合う時間を確保するための調剤業務の効率化について発表しました。
研修期間中に20店舗以上の薬局を見学し、それぞれの店舗で取り入れられている工夫や改善点を学びました。その経験をもとに、医薬品棚の配置の見直しや、はさみ・輪ゴムなどの備品選定、判子の簡素化、予製の活用、疑義照会プロトコルの作成、薬歴の音声入力など、日々の業務の中ですぐに実践できる具体的な改善策を提案しました。
今回の発表を通して、業務効率化は単に作業時間を短縮することが目的ではなく、その先にある「患者さんと向き合う時間を増やすこと」が最も重要だと改めて感じました。また、医療機関との連携による疑義照会の効率化など、薬局だけではなく地域医療全体の質の向上にもつながる可能性があることを学びました。今後も現場で小さな改善を積み重ね、患者さんにより良い医療を提供できる薬剤師を目指していきたいと考えています。

芝田桂輔さんは「薬剤師が与えるプラセボ効果」をテーマに、薬そのものの効果だけでなく、薬剤師の言葉や態度、患者さんとの信頼関係が治療に与える影響について発表しました。

新人として日々の患者対応を大切にしながら、一つひとつの経験から薬剤師としての役割や価値を学び、自身が目指す薬剤師像を明確にしていく成長が感じられる発表となりました。

投薬時に薬の説明をするだけでなく、「何かあればいつでも相談してくださいね」と一言添えるなど、患者さんが安心して相談できる関係づくりを意識した服薬指導を実践しました。日々の患者対応の中で、患者さん一人ひとりの背景や不安な気持ちに寄り添い、丁寧なコミュニケーションを積み重ねた結果、患者さんから指名で相談の電話を受けたり、再来局時に「あのとき相談できてよかった」と感謝の言葉をいただいたりする経験につながりました。
この経験を通じて、薬剤師の役割は単に薬の正しい使い方を説明するだけではなく、患者さんとの信頼関係を築き、安心して治療に向き合えるよう支えることであると実感。「この薬剤師が言うなら、きちんと薬を飲もう」と患者さんに思ってもらえる存在になることが、服薬への意欲や治療への前向きな姿勢を高め、結果として薬の効果を最大限に引き出すことにもつながると考察しました。