除草剤を使用しない田んぼには、当然、雑草が生える。雑草は、柔らかい新芽のうちはカモが食べ、大きく成長したものは人が踏みつけ泥の中へと埋め込む。埋め込まれた雑草はバクテリアにより分解され、カモの糞とともに稲の栄養となる。
また、稲と雑草の寝床となっている静粛な田んぼの中を、人間とカモがバタバタと歩き回ることは、泥の呼吸を促し、酸素を得た稲の根はより大きく太く成長していく。
カモ、人間、稲が互いに協力しながら、ともに成長し利益を生み出している・・・。
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